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往復書簡エッセイ 「結婚」は本当に必要な制度なのか?
https://kuins.repo.nii.ac.jp/records/894
https://kuins.repo.nii.ac.jp/records/894563eaf3f-ae20-4cf4-b91e-03cb00e95e5d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2021-06-02 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 往復書簡エッセイ 「結婚」は本当に必要な制度なのか? | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | A correspondence essay on the meaning of marriage | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/結婚 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/制度 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/慣習 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/社会意識 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
岩本, 一善
× 岩本, 一善× 倉橋, 耕平 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿は、 執筆者2名の往復書簡という体裁をとっている。 初めに倉橋から、 「一般的に 『結婚の障壁』 と認識されている条件がすべてクリアされれば、 果たして人は積極的に結婚という選択に踏み切るのか。 否、 結婚をめぐる言説が取りざたされるとき、 実はそこで取り扱われているのは結婚それ自体ではなく、 結婚を取り巻く周辺的な問題である。 結果として、 それによって却って結婚それ自体は常に不可視化されてきたといえるのではないか」 という問いかけがなされた。 それに対して岩本は、「『すべての有機体は環境に適応し種の保存を図ること』 を至上命題としている。 理屈でいくら考えてみたところで、 人がこれまで継続してきた営為は止められない」 とする。 倉橋はこれに応えて、 「そうであるとしても制度としての結婚は無用である。 そのような制度があるがために、 そこからこぼれ落ちる者がピックアップされることになる。 また、 制度を構造的に支えているのは社会意識であるから、 この社会が子供を社会的存在、 すなわち 『世界公民』 として捉える視点を採れるものとなるよう改革していくべきである」 とする。 岩本は 「思弁的に可能であるにもかかわらず実現されていないものは、 現に慣習的に実践されていることより正しいとは限らない。 また現代社会は、 制度としての結婚を強制する社会とも思えない」 とする。 最後に結婚という制度に対して両者は、 「制度の改革は、その結果を享受すべき社会の意識がそれに伴って変化しない限り、 改革者の意図した通りの結果は得られない」 という点で同意した。 | |||||
書誌情報 |
神戸山手短期大学紀要 en : Journal of Kobe Yamate College 号 52, p. 177-189, 発行日 2009-12-20 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 神戸山手短期大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13496808 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11997951 |