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アイテム
青年期におけるストレス応答(第1報)軽登山運動によるバイタルサインの動態
https://kuins.repo.nii.ac.jp/records/655
https://kuins.repo.nii.ac.jp/records/6550d2a3b83-e1e2-4841-b6f5-5c27173624dc
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2021-01-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 青年期におけるストレス応答(第1報)軽登山運動によるバイタルサインの動態 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Investigation of the stress response in adolescence(The first report)Change in the movement of vital signs level in physical exercise by the light mountain climbing | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/青年層 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/ストレス抑制 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/血圧・心拍数・呼吸数 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/バイタルサイン | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/唾液アミラーゼ | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | https://ci.nii.ac.jp/keyword/メンタルヘルス | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
櫻井, 一成
× 櫻井, 一成 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 以前より著者らは、免疫活性およびストレス抑制効果について、ウオーキング、トレッキング等を含めた森林セラピーによる「癒やし」効果として、客観的評価を重ねてきた。本研究では、ストレス応答処理に関する分析の一環として、青年層の被験者20名を対象に、軽登山前(①:対照)、軽登山(②登頂)時、帰学後(③)における血圧、脈圧、心拍数、呼吸数および簡易式モニターによる唾液α-1アミラーゼ値の測定、精神面における変動についての調査を行い、軽登山によるストレス抑制効果について比較検討した。検索内容は、1.軽登山によるバイタルサインの動態、2.ストレスと関連性が深いとされる唾液アミラーゼ値の変化および、3.精神面(情動・気分等)の変動について、の3点で、本報では1.について検討し、以下の考察を得た。 1)軽登山運動の負荷に伴い、最高血圧値の上昇および最低血圧値の下降とともに、脈圧の著明な増加が惹起されることが明らかになった。これら一連の運動生理的現象は、運動負荷時において、過剰な血管収縮を繰り返すことで、酸素供給に予備力を持たせることにより、良好な循環動態を担保する必要性によるものであると推測された。 2)軽登山運動による各バイタルサインの変化が、緊密に連携していることが実証された。運動負荷時には、心拍数増加による送血量の上昇とともに、呼吸数増加により酸素の取り込み効率を高め、脈圧幅が拡大することを見出した。軽登山運動によるこれらの増加(上昇)率は、心拍数が3割弱と高率で、次いで呼吸数が2割半弱、最高血圧値は1割弱に留まった。また、軽運動負荷軽減時(山頂から帰学後)、には呼吸数が1割強、心拍数は1割程度の減少を示し、最高血圧値の低下は1割に満たなかった。従って、運動量の低下により酸素供給量の低減から呼吸数が減少するが、同時に心拍数が減少・補正され、最高血圧値および脈圧値の低下に繋がり、その後、これらのバイタルサインは徐々に下降し、安静時の値に復するものと考えられた。 次報では本所見に唾液アミラーゼ測定の結果を加味し、軽登山によるストレス応答軽減効果について、また精神面(情動・気分等)の変動および心身の安定効果について検討を進めていく。 |
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書誌情報 |
神戸山手大学紀要 号 19, p. 141-150, 発行日 2017-12-20 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 神戸山手大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 1345-3556 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11431917 |