@article{oai:kuins.repo.nii.ac.jp:00000854, author = {諸岡, 知徳}, issue = {54}, journal = {神戸山手短期大学紀要}, month = {Dec}, note = {本稿は、 1920年代から40年代にかけて多く執筆された通俗小説と、 そのなかに登場するモダン・ガールという女性イメージを扱っている。 主に女性に向けて書かれた通俗小説は女性のライフ・コース、ライフ・スタイルの一つのモデルとして職業婦人をはじめとするモダン・ガールを多く登場させている。 その書かれ方について小説世界を視覚化する挿絵の分析とあわせて考察することが本稿の目的である。 考察の具体的な対象は、 新感覚派の作家としてデビューした後、 プロレタリア文学者となり、さらに転向後通俗小説の書き手となった片岡鉄兵である。 片岡は一貫してモダン・ガールをテーマとして扱い続けた小説家であったといえる。 そうした片岡の文筆活動を通じて1930年代の通俗小説とそのなかに書/描かれたモダン・ガールのイメージを考察していく。}, pages = {137--156}, title = {モダン・ガールはいかに書/描かれたか : 片岡鉄兵と通俗小説の時代}, year = {2011} }