@article{oai:kuins.repo.nii.ac.jp:00000730, author = {橘, セツ}, issue = {14}, journal = {神戸山手大学紀要}, month = {Dec}, note = {ジョン・クローディアス・ラウドン (1783-1843) は、 外国から英国に新しく移入されたエキゾチックな植物について新しい植樹スタイルや造園方法の提案を行った。 さらに、 ラウドンは富裕層から庶民まであらゆる人々を対象に、 住居の快適さとまわりの自然環境を生かした新しいライフスタイルを提案し、 デザインし、 実際のプランとして示した。 人生の後半では、 ラウドンは、 ジェーン (1807-1858) という伴侶を得る。 才能ある小説家でもあったジェーンは、 ジョン・ラウドンのもとで、 園芸作家としての才能を開花させる。 本稿ではラウドン夫妻の実践を紹介し、 どのような哲学とモラルがあらわれたのかを考察する。 ラウドン夫妻はどのような園芸の実践によって人間は幸福になれるかという問題を探求した。 ラウドン夫妻にとって園芸デザインにかかわる仕事は都市やいなかに居住する人びとの幸福な生き方をいかに追求できるかということと結びついていた。 かれらの庭園や都市のデザインはモラルの実践の場所であった。}, pages = {151--166}, title = {近代英国のガーデニングとモラル : ジョン・クローディアス・ラウドンとジェーン・ラウドン夫妻の思想と実践からの考察}, year = {2012} }