@article{oai:kuins.repo.nii.ac.jp:00000688, author = {塩濵, 久雄}, issue = {17}, journal = {神戸山手大学紀要}, month = {Dec}, note = {日本語を英語に訳すとき、原文の日本語の単語を、和英辞典を用いて対応する英単語にし、その英単語を英文法に従って並べれば、英語になる、と思っている学生が多い。  たとえば、原文に「針の先端」とあれば、その英訳は the point of a needle となる、と普通考える。  しかし、村上春樹の小説の英訳を調査すると、単に a(the) needle と訳されている場合が多い。次の原文とその英訳参照。 青豆はポケットからコルクを取り出し、針の先端に刺した。『1Q84』 Aomame took the cork from her pocket and placed it on the needle.  このような違いが生じるのは、「日本語頭」でわかることと「英語頭」でわかることに差異があるからではないか、というのが本稿のテーマである。}, pages = {107--144}, title = {「日本語頭」でわかること、「英語頭」でわかること : 村上春樹を英語で読む(2-4)}, year = {2015} }