@article{oai:kuins.repo.nii.ac.jp:00000679, author = {小磯, 学}, issue = {18}, journal = {神戸山手大学紀要}, month = {Dec}, note = {乳香(フランキンセンス)とはアラビア半島南部やアフリカ北東部に産する乳香樹の樹液が固化したもので、数千年前からエジプトや地中海沿岸、あるいは東方のアジア方面にまで運ばれ、希少で高価な香料・薬剤として人々に好まれ続けてきた。とくにその品質の高さで知られるオマーン南部のドファール地方の乳香は、これに関わる交易活動の長い歴史を物語る遺跡群と今日なお伝承・維持されている文化的伝統と景観が評価され、世界文化遺産にも登録されている。観光者の数はいまだ限定的ではあるが、近年のペルシア(アラビア)湾岸諸国全体の経済活性化とも相まって、国際的な観光スポットとして注目を浴びつつある。  本稿ではこうした乳香の歴史的文化的背景とともに、これをめぐる観光の現状を振り返る。}, pages = {201--219}, title = {乳香とオマーン : その歴史、文化、観光について}, year = {2016} }