@article{oai:kuins.repo.nii.ac.jp:00000326, author = {濱田, 格子 and ハマダ , サダコ and Sadako, Hamada}, journal = {研究紀要}, month = {Mar}, note = {P(論文), 子育て支援の目的の一つは,親の適切な子育て行動を引き出すことである。現代の子育ての問題は,子どもとの愛着がうまくいかない親が増加しており,そこから母親の行動の問題が生じているとの指摘がある。現実に,おむつ替えを無言で行なったり,テレビや携帯に気を取られながら授乳する母親は多く,まだ言葉を話さない0 歳児に対して,話しかける大切さが理解されていない。 親が話しかけ,子どもが喜んで反応し,それがまた親に喜びを与える。このような言葉を介した赤ちゃんとのやり取りを推奨するのが,ブックスタートである。ブックスタートで配布される絵本は,通常は市販の赤ちゃん絵本から選ばれており,それらはおおむね赤ちゃんの発達に主眼を置いたものである。 筆者は,ブックスタートで使用する絵本を母親の養育行動を引き出すツールとしてとらえなおし,母親から子どもへの言葉かけに主眼をおいた絵本を開発した。また,絵本は保健所のアウトリーチ事業で配布し,その際の留守家庭に対するフォローには子育て拠点施設を活用した。本稿は,子育て支援ツールとしての赤ちゃん絵本の開発と,その配布システムの構築を通じて,子育て支援の新たな方法を提示するものである。, One of the purposes of child-support programs is to bring out parents' proper action of raising children. The problem of modern child-rearing is reasing}, pages = {75--87}, title = {子育て支援ツールとしての赤ちゃん絵本の開発と配布システムの構築}, volume = {12}, year = {2011} }